筑波大学アリーナ計画の断念と計画変更
先日の記事でアリーナ計画が再始動したと書きましたが、
2月2日日刊建設工業新聞で、計画断念と同敷地に整備する施設について記載がありました。
日経新聞の記事が勇み足といいますか、結果的に嘘情報のようになってしまいました。
2018年度の実現可否判断のため3千万円かけてデトロイトトーマツにコンサルタントを決定した記事以降、筑波大学は公式に情報を公開しておりませんでした。
市民の間では採算面で厳しく計画が凍結されているとの認識でしたが、今回の記事であながち巷の噂が間違っていなかったことが証明されてしまいました。
つくば市がスーパーシティに応募している状況も踏まえて、企業・大学連携の拠点となるような施設を整備するようです。
アリーナは厳しいとしても、このまま廃墟の状態にしておくことはつくばの中心市街地の賑わいの観点から望ましくないと考えられ、利活用方針が決まったことは喜ばしいことと思われます。また、そのまま売却して住宅地となるよりはつくば駅周囲が研究学園として特色のある市街地を構築する事になると思いますので、まだ具体的な計画は出てきていないものの、一市民として期待しております。
そのほか、1月に入ってから、つくば市内に台湾半導体メーカー、世界最大手のTSMCが186億円規模の研究開発拠点を年内につくば市内に整備する方針とのことです。
つくば市にはインテルの日本法人本社がかつて存在しましたが、撤退し跡地はZOZOベースになりました。NEC研究所跡地も物流倉庫となることが決まっており、学園都市としてはやや寂しい状況となっていました。(アステラス製薬のように敷地を買い増し、規模を徐々に拡大させている企業もあります)
こちらも「科学の街つくば」の特色の1つになるのではないかと期待しております。
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