クレオ イオン側(低層棟)解体前の様子(2019.7)

2019年7月にクレオのイオン側(正式にはつくばクレオ低層棟というようです)の解体工事が開始し、その様子を撮影しました。

まず、解体工事の概要と施工業者の掲示です。



アスベストは時代背景を考えても一部の建材に含有されていたため、

解体工事にあたっては、上記のような掲示が出て対策がされていたようです。







ペデストリアンデッキ側、西武棟との境目付近です。

特徴的な円形の構造がありました。


外階段を上ると屋上があり、遊具が置いてありました。(時期不明~閉鎖?)

夏にはプールが出たりしていました。

3階フロアにはかつて、TOGOゲームプラザというゲームセンターがあり、

子供たちの遊び場になっていました。

Google mapの衛星画像でみるとわかりますが、屋上には木も植えられていました。

ペデストリアンデッキから降りていく途中のところです。階段の踊り場が丸くなっていました。

こちらは、三井ビルサイドの歩道橋との接続部になっていたところです。

上のガラスの構造がなくなり、歩道橋との間は完全に壊されていました。

今後、西武棟側に歩道橋を接続するとのことです。


銀色の部分より向こう側が残り、手前側が解体される部分と思われます。


西武棟は残りますが、今後どのようなリノベーション工事を行っていくのか、気になるところです。

解体後の様子です(2019.12)


外壁1枚を残して中の解体が進んでいましたが、12月に外壁も解体し、更地に近い状態となりました。接続部に出ていた鉄骨が見えており、西武棟側にはベニヤ板で遮蔽してあります。


跡地には、マンション(日本エスコンのレジェイドシリーズ)が建つと思われます。

本来は立地的には、1-3階などの低層階はオフィスもしくは店舗としていただきたいところですが、マンション側の価値を重視すると不特定多数の出入りを嫌い、マンション単独となることが多いです。しかし、街としては、特定の人しか利用できない閉じた空間となるため、高度利用できているとはいえません。

需要と供給との兼ね合いもあるので仕方ありませんが、都内で見るような住居・商業施設複合型の建物はまだつくばには難しいのかもしれません。

つくば中心市街地を考える会

つくば中心市街地は、つくば駅周辺の公園・緑が多くゆとりのある配置など独自の特徴=つくばらしさを持つ地域です。 現在、公務員宿舎の大量廃止、筑波西武閉店、つくばクレオの売却等大きく街が変わろうとしています。 私達「つくば中心市街地を考える会」では、つくば中心市街地の現状と直面する課題、今後の理想的な発展に向けてどのような対策が可能かを提案していきます。

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