筑波大学並木4丁目宿舎売却が進行中

2020年8月よりこっそりと筑波大学HP上に職員宿舎跡地(建物残存)の売却が公示されていました。

つくば市並木4-11の並木学園の南東側のロットです。

915から933棟の名前がついていた建物です(建物番号配置はページ最下部に掲載)



以下物件売り払いのPDF内容です。

■財産売払公示書

下記により売払物件を一般競争入札により売り払います。

1.売払物件

名称:筑波大学並木四丁目宿舎跡地

所有者:国立大学法人 筑波大学

所在地:(登記簿上) 茨城県つくば市並木四丁目11番地

土 地:(地目) 宅地

(地積) 28,423.76㎡

建 物:(構造)鉄筋コンクリート造陸屋根3階建

(面積・棟数):延)951.72㎡ 床)338.56㎡ 7棟

(構造):鉄筋コンクリート造陸屋根2階建

(面積・棟数):延)376.29㎡ 床)245.16㎡ 4棟

(構造):鉄筋コンクリート造陸屋根2階建

(面積・棟数):延)188.14㎡ 床)122.58㎡ 1棟

(構造):鉄筋コンクリート造陸屋根平家建

(面積・棟数):延)374.46㎡ 床)392.91㎡ 5棟

(構造):鉄筋コンクリート造陸屋根平家建

(面積・棟数):延)187.23㎡ 床)198.33㎡ 2棟

(建物登記) 登記済

その他:現況有姿

以下入札の要件等 略


5.入札及び開札の日時及び場所

(1)日時 令和2年10月19日(月)14時

(2)場所 筑波大学本部アネックス棟2階会議室4

(3)開札 入札締切後直ちに開札


したがって、既に開札が終わったものと思われます。周辺では既に戸建て分譲地が大量に供給されていますが、需要としてはやはり戸建て以外はないものかと思われます。

航空写真で見ても分かる通り、公務員宿舎売却後の開発ではこれまでほぼ100%樹木等の緑が著しく失われてきました。切り売りをする以上、共有スペースや緑地を作れないということなのでしょうが、単に「面積」だけではなく、「容積(立体的)」の観点からも緑地を守れるのが理想ではないでしょうか。


各宿舎棟番号配置 915棟から933棟

上記Yahoo地図では、今回取り上げた並木4-11の北東のロット(並木4-10)が既に造成後の分譲地の道路となっていました。一方でまだ以前の公務員宿舎の棟番号がマップ上に記載されており901棟から913棟まで記載されています。

並木4-10  901号棟から913号棟

並木4-11  915号棟から933号棟

914号棟は欠番でしょうか?吾妻や竹園においても、後に建てることを踏まえて欠番や空きスペースを確保していた事例もある(結局後に建てられることはありませんでした;住宅都市整備公団の602号棟は特殊例です)のですがこれはどういうことでしょうか?


追記:

Google Mapをよく見たところ、図中公園と913号棟の間に914号棟があったことが確認できました。914号棟は欠番ではありませんでした。失礼しました。


つくば中心市街地を考える会

つくば中心市街地は、つくば駅周辺の公園・緑が多くゆとりのある配置など独自の特徴=つくばらしさを持つ地域です。 現在、公務員宿舎の大量廃止、筑波西武閉店、つくばクレオの売却等大きく街が変わろうとしています。 私達「つくば中心市街地を考える会」では、つくば中心市街地の現状と直面する課題、今後の理想的な発展に向けてどのような対策が可能かを提案していきます。

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